劇場版TF ダークサイド・ムーン メガトロン先日、家の近くのイオンの玩具売り場でGO!の商品が並んでいるのを見たんですが、ジェネレーションズ関連の商品が未だに売れてなくて凄く陳列の邪魔になっていました。ブルーティカス関係のなんか一つ1000円くらいだったら買っても良いとは思うんですが、まだバルディカスの方が愛着が湧くってくらい姿が変わってしまってますからね。そうそう、ユナイテッドEXなんか当たり前のように売れ残っていますし、劇場版関連でさえまだ陳列してあります。
東京や大都市におけるトランスフォーマーの売れ行きは知る由もありませんが、とにかく私の住むような町(それでも政令指定都市ですが)ではプライムみたいにアニメで放送していない商品って全く売れないんですよね。なのにあんなにふんだんに入荷するって店舗側もどういう考えなのかと首をかしげます。
私に一言聞いてくれれば売れそうにない商品を無駄に入荷せずに済むんですけどね。ま、なかなかそうはいきませんが(笑)
で、まぁGO!は販売が開始しましたが、私のもとにはまだ一つもやってきてはいませんので今回は棚から一掴み、略して
※タナツカネタでいきたいと思います。
飛行機だ!戦車だ!と来て、3作目である最後でタンクローリーになってしまったメガトロンです。
ちなみに前の二つには「エイリアン〇〇」という呼び方でしたが、流石にエイリアンタンクローリーなんてものは無い(断言はできませんが)と思われますので、地球のタンクローリー車となっています。

とは言うものの、このタンクローリーに明確なモチーフがあるのかどうかは私には分かりません。ただトレーラータイプのトラックにしてはタンク側のサイズが小さいかなとは思いましたが、少しマッドマックス2やバイオハザード3的な趣味が入っていて雰囲気はとても好きです。特に後部に幌を被せるというアイディアは脱帽ものですね。
しかし、よくも歴代オプティマスの伝統であるトレーラーというモチーフをよく選択したものです。私はTFシリーズを通してメガトロンというキャラクターが好きではないのですが、ネットのどこかに貼ってあったまだ試作段階のタンクローリーメガトロンを見た時は「絶対に欲しい!!」と思ったもんですよ。
ちなみに幌はただ載せているだけで固定はされていませんので簡単に取り外すことができます。

これまたタナツカ的に近くにあったスーパーリンクのロディマスコンボイと並べてみました。スケール感が違いますが、モチーフはよく似ていますね。そしていつものジダRと大きさの比較です。
比べるとわかるようにメガトロンはハッキリ言って小さいんですが、作り込みは本当に細かくてNゲージやミリタリーモデルのような精巧なできは見てて飽きません。

また、どういう仕組みなのかわかりませんが牽引部分が可動するので「く」の字に折ることができます。
これが出来なければトレーラーとは言えないので、とても大事なことですが、それをちゃんとできるようにしている点はとても評価できます。

タンクの前半部分はメックテックウェポンとして取り外してトレーラー前部に取り付けることができ、より一層の世紀末気分を味わうことができます。
ちなみに取り付け穴はMPランボルのようにスプリングで穴の蓋が跳ね上がる仕組みになっていまして、何も取り付けない場合は穴が目立たないようになっています。

メガトロンのメックテックウェポンは展開して、そのまま展開した状態を固定することが出来るという点も優秀だと言えます。
余談ですが幌は取り外したタンクの前部に被せても良いんですよね。ただこれをやっている写真は見たことがありません。
とまあ、いつもより多く話してしまいましたが、そろそろトランスフォーム!!
私が買うメガトロンは決まって変形時に上半身が回転します。
劇場版TFは変形プロセスが多いので撮影枚数も多くなっていますが、その分容量を抑えないといけないので画像が小さくなっています。
変形に関しては下半身は小気味良く変形させられるんですが、上半身、特にバンパー周りのクリックが堅くて初回変形時に私はバンパーの接着部分を壊した、というか外してしまいました。でも、そうしないと変形できなかったのでまぁ仕方ないかという感じです。


メガトロンらしい点と言えばメックテックウェポンであるメガフュージョンキャノンを右手に装備していることくらいで、前2作のメガトロンとは全く見た目が違い、細身で手足が長く顔も崩れていて不気味ではありますが、スタイルは良くなっています。

そして、この商品のウリでもある幌はロボット時にも体を覆うことができます。リベンジで破れ、痛々しく顔が崩れてしまったのを隠すように幌を被っています。このとき、幌は固定できますが軟質材であるため私のは手で持っていないとあまり良い位置に固定できませんでした。なので写真では穴から顔が良く見えていません。

可動に関してはよく動くと思います。脚がすこし長すぎるので動きとしては間延びした印象もありますが、まぁ外国人体型と思いましょう。あと手首は内側に動くのですがボールジョイントでは無い点と、手の平を開いたままで閉じることができないのが少し残念ですね。

トレーラー時の天井部分が背中にくるので武器を背中に取り付けることができます。こうするとオンスロートみたいですね。タンクローリーをミサイルトレーラーにリデコしてオンスロートとして発売できそうですけど、絶対にしませんよね。

また、後発レビューの強味としてアームズマイクロンを絡めてみました。手首を折り畳んでいるところがミソです。


メガトロンといえば巨砲主義なので、あえてオプティマスのエナジーブレードを装備してみましたが、これも合いますね。
本当は劇中で使用したショットガンのイメージが強かったのでショットガンを持った写真も撮りたかったんですが、ミニチュアのショットガンというのがなかなか無くてカプセルトイや中古販売の店を回ってみたものの手に入れることができませんでした。
今後、手に入れることができたら再度アップしようかと思います。
確かイングラムの武器ってショットガンありましたよね・・・。
というわけで、ダークサイド・ムーンからメガトロンでした。
映画ではほどんど目立たず、やっと出てきたかと思ったらオプティマスに秒殺されるという非常にあっけない最後を遂げてしまいましたが、玩具はメガトロンと名の付くものの中では私は一番良いと思います。
発売当時どこかのレビューで「この商品は将来、価値のあるものになる。」というコメントを見ましたが、金銭的な価値はともかくとして、私もこのメガトロンの特殊性はトランスフォーマー史において語り草になる項目の一つであると思いますので、これからも大事に保存したいと思います。それではまた。
※毎週日曜日の午後2時に東京FM系列で放送されている
「山下達郎のサンデーソングブック」の常連コーナー「レコード棚から一掴み」のことを本人がこう呼んでいる。
テーマ : トランスフォーマー
ジャンル : アニメ・コミック